更年期を迎えた女性の約7割が、髪のボリュームダウンや、それまでなかったクセの強まりを実感するといわれています。「白髪が増えてきた」「細くなった」だけではなく、「朝のスタイリングに以前の倍の時間がかかるようになった」という声も、このところ施術の現場でとても多く聞きます。
こんにちは。熊本市水道町にあるputri【プトゥリ】代表の上山千春です。今回は、9月に入ってもまだ蒸し暑さが残る熊本のある一日を追いながら、更年期のボリュームダウンと手ごわいクセの問題に、サロンでどうアプローチしているかをお伝えしたいと思います。
こんな方におすすめ
- ✅ 更年期ごろから急にクセが強くなり、朝のスタイリングが億劫になってきた方
- ✅ ボリュームを出したいのに広がりやうねりで逆に膨らんでしまう方
- ✅ ダメージが心配で縮毛矯正や髪質改善に踏み出せずにいる方
- ✅ 美容室で「とりあえずカット」だけで終わることが多く、根本原因を相談できていない方
- ✅ 熊本市内で、ヘアだけでなく頭皮や体の状態から相談できるサロンを探している方
朝9時。開店前の「ひとりチェック」で一日が始まる
子どもたちを送り出して、水道町の階段を上がりながらサロンの鍵を開ける。まず窓を開けて空気を入れ替えて、その日に使うトリートメントや薬剤を確認する。この準備の時間が、実は私にとって一番大切な時間かもしれません。
9月に入ったこの時期、予約メモに目を通すと「クセが急に強くなった」「まとまらなくて困っている」というコメントが続いていることに気づきます。これ、決して気のせいではないんです。更年期のホルモン変動は毛母細胞の働きに影響し、毛髪内部の水素結合のバランスが乱れやすくなることがわかっています。つまり、髪の「くっつき方」が変わって、うねりやクセとして表れてくる。以前と同じスタイリング剤、同じドライヤーの使い方なのに「なぜか決まらない」というのは、こういう理由があります。
だからこそ、カウンセリングでは「いつごろからクセが変わりましたか?」という質問を必ず入れるようにしています。
「なぜ急にクセが強くなったのか」という疑問は、記事を読んで頭では整理できても、自分の髪が縮毛矯正向きなのか髪質改善向きなのかは、実際に触ってみないと判断できません。公式LINEでは、髪の状態の写真や気になる点を送っていただくと、来店前に簡単な方向性をお伝えすることができます。メッセージのやり取りなので、電話が難しい時間帯でも使いやすいと思います。
午前の施術。「説明しながら施術する」にこだわるわけ
最初のお客様はいつもリピーターの方。でも、今日は久しぶりに新規のお客様がいらっしゃいました。40代後半の女性で、「他のサロンに何度か行ったけど、なかなか思うようにならなくて…」というご相談でした。
カウンセリングで髪を触りながら確認すると、根元は細くなっているのに毛先は以前のカラーやパーマのダメージが残っている状態。こういう場合、いきなり強い縮毛矯正をかけると毛先が過剰なダメージを受けることがあります。私がまず提案したのは、髪の状態を段階で整えていくアプローチです。
具体的には、まず今の髪の状態を「地図」として把握する。根元・中間・毛先でダメージの度合いが違うので、施術の薬剤の強さをゾーンごとに変えます。そして施術中も「今ここに薬剤をおいているのはこういう理由です」と説明しながら進める。これ、遠回りに見えて、実はお客様の「次回の判断」につながる大事なステップです。
「今まで色々なサロンに行きましたが、こちらは説明が非常に詳しく、納得感を持って施術を受けることができました。」
初来店のお客様より
このコメントをいただいたとき、「説明」が施術と同じくらい大切なんだと改めて実感しました。なぜこのメニューなのか、なぜこの薬剤なのか、が腑に落ちると、お客様自身がご自宅でのケアも変わっていく。そこまでセットで考えるのが、putriのスタイルです。
更年期のクセや髪質変化については、40代・髪質の変化を感じたときにサロンで相談できることでもまとめていますが、今回はクセそのものの「原因と施術の選び方」に絞ってお伝えしています。
✓ ここまでのポイント
- 更年期のクセ強まりは、ホルモン変動による毛髪内部の水素結合の乱れが原因のひとつ。
- 髪はゾーンごとにダメージの度合いが違うため、薬剤の強さを部位別に調整することが大切。
- 「なぜこの施術なのか」を丁寧に説明することで、ホームケアの質も上がる。
縮毛矯正・髪質改善・トリートメントの違いは記事で整理しましたが、「自分はどのメニューが合うのか」は実際の髪の状態を見ながら決めるのが一番確実です。ホットペッパービューティーのヘア館予約ページでは、メニューの組み合わせや空き状況を確認しながら予約を入れることができます。初めての方でもご利用いただけます。
お昼すぎ。「縮毛矯正か、髪質改善か」の判断基準
ランチはコンビニのサンドイッチをさっと。子どもたちの迎えのことを考えながら、午後の予約をもう一度確認します。
午後のお客様のなかで、「縮毛矯正をしたいけどダメージが心配」という方が複数いらっしゃいました。これは本当によくある迷いで、正直に言うと「どちらが正解か」はその方の髪の状態によります。
簡単に整理するとこうです。
- 縮毛矯正:クセを物理的にしっかり伸ばす。効果は高いが、髪への負担もある程度かかる。ダメージの蓄積がある髪には慎重に。
- 髪質改善ストレート:縮毛矯正ほどの強い還元作用は使わず、髪の内部を補修しながらクセをやわらげる。完全にストレートにはなりにくいが、仕上がりの質感が自然。
- 髪質改善トリートメント:クセを伸ばすというより、髪の内側を整えてまとまりやすくする。繰り返すごとに効果が安定してくる。
更年期のボリュームダウンが気になる方の場合、「ペタッとした直毛」よりも「ふんわり感を残しながらクセだけ抑えたい」というご希望が多い。そういう場合は髪質改善ストレートや、トリートメントの組み合わせが合うことが多いです。
カラーと組み合わせて白髪ぼかしもされているお客様には、施術の順番や薬剤の相性も含めて一緒に考えます。カラーと縮毛矯正まで一度に相談できる熊本のサロンについての記事も参考にしてみてください。
そして、パサつきが目立つ方には、カラーやストレートと組み合わせてグロストリートメントをご提案することもあります。繰り返すほどに艶とまとまりが持続するもので、「何をやってもパサパサ」という状態が変わっていくのを実感してもらいやすいメニューです。
夕方から夜。仕事帰りのお客様と向き合う時間
putriは夜20時まで最終受付(担当別シフトあり)なので、仕事帰りに立ち寄ってくださるお客様が多い時間帯です。夕方以降は照明をやや落として、少しゆったりとした空気になります。
この時間帯にいらっしゃる方に多いのが、「朝の時間がないから、もっとラクにスタイリングできるようになりたい」というご要望。更年期のクセは、実は「季節や体調によって強さが変わる」という特徴もあります。梅雨〜夏は湿気の影響で特にひどく感じられますが、秋以降は少し落ち着いてくる方も。ただ、水素結合の乱れ自体は季節が変わっても続くので、「秋になったらマシになった気がする」という感覚がある方も、油断せずにケアを続けていただくことをおすすめしています。
スタイリングのコツについては施術後にお伝えすることが多く、「ドライヤーの当て方を変えるだけでまとまり方が変わる」「根元を先に乾かして毛先は後から」といった、今日から使えるポイントをその方の髪質に合わせて話します。
更年期の体の変化が髪だけでなく頭皮や自律神経にも出ている方には、更年期の頭痛やホットフラッシュにサロンでできるケアについてまとめた記事も合わせて読んでみてください。施術の選択肢が広がると思います。
まとめ。「なぜクセが出てきたのか」から始める相談を
更年期によるボリュームダウンやクセの強まりは、「老化だから仕方ない」ではなく、髪の内側で起きているメカニズムを理解したうえで、その方の髪の状態に合った施術を選ぶことで、確実に変えていける問題です。
大切なのは、「とりあえず縮毛矯正」ではなく、今の髪の地図を正確に把握してから一緒に方針を決めること。putriでは、カウンセリングの時間をしっかり取り、なぜこの施術なのかを納得した上で進めるスタイルを大切にしています。
「どうなりたいですか?」「今いちばん気になっていることは?」。そこから始まる会話で、ひとつひとつほどいていきましょう。
ご予約・ご相談はお電話でも受け付けています。
📞 096-324-8760
「朝のスタイリングを5分でまとめられるようになりたい」という気持ちが、この記事を最後まで読ませた理由ではないでしょうか。専用予約アプリから、カウンセリングの希望時間やクセの状態を入力してそのまま予約まで完結できます。まずはご自身のクセのことを話す場所として、使ってみてください。

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